オープンソースPBX AsteriskによるIP電話システム
Asterisk
開発者はアメリカのデジウム社のMark Spencer氏。開発は同社が行っているがオープンソースであり、世界中のプログラマが開発に貢献している。
Linuxにより開発を行われているが、他のOS上でも動作するようにポータビリティされ、FreeBSD、OpenBSD、NetBSD、Sun Solaris 、Apple Mac OS Xで動作している。Microsoft Windows 2000/XP/2003ではAsteriskWin32(Asterisk on Windows )もある。
特徴として次の点があげられる。
ボイスメール機能。留守番電話の機能として、不在時などにメッセージを記録することが可能。
音声会議機能。MeetMeと呼ばれ、電話会議サービスを動作させることが可能。
自動音声応答(IVR)機能。音声による自動応答を作成し、動作させることが可能。
自動着信呼配分(ACD:Automatic_Call_Distributor)機能。コールセンターで利用されるような、待ち時間順でつなぐことや一斉着信などの機能。
PSTN(公衆交換電話網)への接続が可能。デジウム社やその他で発売されている回線ボードにより接続を行う。この回線ボードをZaptelコンパチブルカードと呼ぶ。この多くがJATEの認定されたものではないので、直接に接続することができない。ISPの行っているIP電話やひかり電話などをレジストし利用する方法などで回線ボードなしで利用することも実現されている。
保留機能。パーク保留機能が可能。日本のラインキーによる部分はまだ実装されはじめた段階。擬似的なラインキーとして利用する方法では可能。保留音は自由に選曲することができる。
AGIといわれるスクリプト連動機能。CGIのような使い方でモジュールを書くことが可能。
SLA(Shared Line Appearances)サポート。
T.38 パススルーサポート
SNMP サポート
利用可能なプロトコル
SIP (Session Initiation Protocol)
H.323
IAX (Inter-Asterisk Exchange)
MGCP (Media Gateway Control Protocol)
Skinny (Cisco Skinny/SCCP)
UNISTIM (Nortel UNIStim/Unified Networks IP Stimulus)
XMPP (eXtensible Messaging and Presence Protocol)
利用可能な音声圧縮コーデック
ADPCM
G.711 (A-Law と μ-Law)
G.722
G.723.1 (パススルーのみ)
G.726 (G.726 RFC3551とG.726 AAL2)
G.729 (G.729A)
GSM
iLBC
SLIN (Signed Linear PCM)
LPC-10
Speex (SpeeX)
