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Windows Server 2008 で強化されたプロトコル(SMB2.0)

サーバー メッセージ ブロック 2.0

サーバー メッセージ ブロック (SMB) は Common Internet File System (CIFS) とも呼ばれ、Windows ベースのコンピュータでは既定のファイル共有プロトコルとして使用されます。Windows には SMB クライアントと SMB サーバーが同梱されています。SMB クライアントは、ネットワーク接続のプロパティからインストールする Microsoft Windows のクライアント コンポーネントで、SMB サーバーは、ネットワーク接続のプロパティからインストールする Microsoft Windows のファイルとプリンタ共有のコンポーネントです。Windows Server 2008 と Windows Vista より前のバージョンの Windows に同梱されている SMB は SMB 1.0 と呼ばれ、Microsoft LAN Manager や Windows for Workgroups など、初期の Windows ベースのネットワーク オペレーティング システム向けに 15 年前にデザインされたもので、初期デザインの制限事項を引き継いでいました。

Windows Server 2008 と Windows Vista に同梱されている SMB では、現在のネットワーク環境と次世代のファイル サーバーのニーズに合わせてデザインが見直された新しい SMB のバージョンである SMB 2.0 もサポートされます。SMB 2.0 には次の機能強化が含まれています。

  • 1 つのパケットで複数の SMB コマンドを送信することをサポートします。これにより、SMB 1.0 で多く寄せられた不満である SMB クライアントと SMB サーバー間で送信されるパケットの数を削減できます。
  • SMB 1.0 よりも大きなサイズのバッファがサポートされます。
  • プロトコルの設計段階における制限的な定数の増加により、スケーラビリティが向上します。たとえば、サーバーで同時に開けるファイル ハンドラの数やサーバーで保持できるファイル共有の数が増加します。
  • ネットワークを利用できない状態が短時間発生した場合にも対応できるようになりました。
  • シンボリック リンクがサポートされます。

 

Windows Server 2008 または Windows Vista を実行しているコンピュータでは、SMB 1.0 と SMB 2.0 の両方がサポートされます。ファイル共有の操作で使用される SMB のバージョンは SMB セッションのネゴシエーションで決まります。次の表は、クライアント コンピュータとサーバー コンピュータのさまざまな組み合わせで使用される SMB のバージョンを示しています。

クライアント

サーバー

使用される SMB のバージョン

 

Windows Server 2008 または Windows Vista

 

Windows Server 2008 または Windows Vista

 

SMB 2.0

 

Windows Server 2008 または Windows Vista

 

Windows XP、Windows Server 2003、または Windows 2000

 

SMB 1.0

 

Windows XP、Windows Server 2003、または Windows 2000

 

Windows Server 2008 または Windows Vista

 

SMB 1.0

 

Windows XP、Windows Server 2003、または Windows 2000

 

Windows XP、Windows Server 2003、または Windows 2000

 

SMB 1.0